流体制御研究室

スタッフ
 教 授:樫村 秀男        教 授:安信  強
 准教授:乙部由美子        技術長:島津 公紀

研究概要
 ジェットエンジンや噴流など,空気や水などの流体そのものを使った多くの機器が使用されています。また,ロボットを始め,産業分野で使用される他の機械においても,空気や水などの流体はパワーの伝達や潤滑,冷却など,欠かすことのできない要素です。

 この研究室では,主に音速を超える空気などの気体の流れについて研究を行っています。音速を超える流れでは,衝撃波や圧縮波,膨張波と呼ばれる,人間の目には見えない圧力の波が形成されることが特徴の
1つです。
 研究では,実験装置を使用して実際に高速の流れを作り,人間の目には見えない流れを特殊な装置を使用して調べる実験や(可視化実験),コンピュータを用いて現象を予測する数値シミュレーションを行っています。

研究内容
・超音速噴流中の衝撃波のヒステリシス現象に関する研究
・管開口端からの連続圧力波の放出に関する研究
・超音速噴流と物体との干渉に関する研究
・衝撃波を利用したマイクロバブルの発生法に関する研究
・小型風車の開発に関する研究

平成25年度卒業研究・特別研究のテーマ
1)特別研究
 ・超音速噴流と物体との干渉に関する研究
 ・衝撃波管風洞を用いたパルスジェットの特性に関する研究
 ・開口端から放出される連続パルス波に関する研究
 ・マイクロバブルに関する実験的研究
2)卒業研究
 ・超音速噴流と物体との干渉に関する研究
 ・衝撃波管風洞を用いたパルスジェットの特性に関する研究
 ・開口端から放出される連続パルス波に関する研究
 ・マイクロバブルに関する研究
 ・超音速噴流に関する数値解析

超音速噴流の数値シミュレーション結果
連続圧力波発生装置
制 御 情 報 工 学 科
(Fluid Control Laboratory)